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ウィズ・ストリングス物についておもうことはほとんど「パーカーとスタンダード」という文にかいてしまったので、いいたいことはホントはもうあまりないんですが、それでもいまだ考え込んでしまう部分はあります。 はたして通常のコンボでのスタンダードの演奏とウィズ・ストリングスでの演奏を同一視してしまっても良いものか・・・
パーカーがスタンダードを吹いたとき「歌」そのものの姿が現れる、みたいなことが先だっての文には書いてありますが・・・。
パーカーの歌への純なあこがれが「歌」そのものともいえるサウンドを生んだ、と先だっての文では結論づけてます。もしかしたら、ウィズ・ストリングスの演奏時には、パーカーのもつあこがれは、歌に対してだけではなく、豪華絢爛なストリングセクションに対しても向けられたのではないか、ストリングスのサウンドがパーカーのサウンドに微妙に影響を与えたのかも、なんてこと考えてしまったりもします。 ムズカシいこと考えずにパーカーのサウンドの潤いを素直に楽しみましょう。個人的にはストリングスのサウンドにはおもわず頬を赤らめてしまうんですけど・・・。 それにしても、目立たないけどここにもちゃっかりバディリッチが参加していて・・・、いろんな評価があるけど、パーカーは結構気に入ってるみたい。
1999. 7.23 よういち
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