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このあたりの録音になるとプライベート録音とはいえ格段に音質がクリアになってきています。リズムセクションもひとつひとつくっきり聞こえてきます。 ヴァルド・ウィリアムスっていうんですか?パーカーのグループにしては珍しいタイプのピアニストですね。マルウォルドロンとかエディコスタとかがまじったような・・・。ギターのサウンドと混じると、雲行きの怪しい天気のような印象になります。 ギターは音が小さくて残念です。もうちょっと大きな音できいてみたかった。 パーカーは調子が良いのか悪いのか、わたしには聴くときによって、フレーズが落ち着いてしまっているように聞こえる時もあれば、奔放に聞こえる時もある、いまいち判然としないんですが、まあ平均したら並なんでしょうか。それでも「Embraceable You」や「Now's the Time」でやたら執拗にダブルタイムのフレーズを続けるパーカーがおもしろい。なにをおもう、チャーリー・パーカー。 それにしても後半の方のアナウンス、おもわずガレスピーかとおもった。そっくりだとおもいません?。
1999. 7.28 よういち
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