個人的 パーカー音源紹介 24
録音音源:
1947年 2月26日 DIAL でのスタジオ録音
主な収録CD:
STASH「THE COMPLETE DIAL SESSIONS」
東芝EMI「The Complete Dial Recordings」
1947/ 2/26
(as )C.P.
(tp )Howard McGhee
(ts )Wardell Gray
( p )Dodo Marmarosa
( g )Barney Kessel
( b )Red Callender
(ds )Don Lamond

  1. Relaxin' at Camarillo ( + 3 takes )
  2. Cheers ( + 3 takes )
  3. Carvin' the Bird ( + 1 take )
  4. Stupendous ( + 1 take )
CHARLIE PARKER STORY ON DIAL Vol.1

 パーカーのウエストコーストでの最後のダイアルセッション、ダイアルセッションのなかでわたしの一番愛着のあるセッションです。
 この時期、パーカーの音楽の充実度は圧倒的な上り坂でサウンドに油がのってきているんですが、ここで聴く演奏にはその油っぽさは希薄で、肩肘はらずに気楽に聴くことができます。ウエストコーストの空気の成せるわざか?カマリロでリラックスできたんでしょうか?(意味不明)

 ワーデルグレイが参加していますね。好きなプレイヤーでもあり、いいプレイしているとおもうんですが、パーカーとスタイルがかみ合っているだけに、逆にプレイがかすんでしまっているような感じがしてもったいないです。
 このなかでわたしの一番好きな演奏が「Stupendous」。いろいろあったウエストコーストでの日々をしめくくるにふさわしい、落ち着きと優雅さをたたえた演奏です。バーニーケッセルのギターが、ああ気持ち良い。

1999 8. 1 よういち 

 

 

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by CMG Worldwide Inc. USA

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