パーカーの音色に迫れるか?  

 

 小生、アルト吹きです。パーカーが好きです。何とかパーカーのような、滑らかな、太く、伸びのある音色を手に入れたいと思っております。(パーカーは、年代によって、録音状態、体調?等によって、音色がまちまちですが、伸びのある点では一貫しているのでは、と思います)それを手中にすべく、独断と偏見をもって、小生がチャレンジしているデバイス並びに吹奏をご紹介いたします。
 非常に主観的な要素が多いとは思いますが、(音楽スクール等で、吹き方を習ったことはないので)一つの参考になればと思います。
 尚、これはあくまで個人的な一つの方法論であります。

Copyright (C) Herman Leonard
BIRD Blows, Closing Eyes
 

1.デバイス

1)マウスピース:オープニングの狭いもの。
(小生は、セルマーS90シリーズの170か180。買ったのが何年も前なので、忘れた)

2)リ ー ド :ほんの僅かな息の量で音が出せるもの。(小生は、バンドレン青箱2番)

3)リガチャー :お手持ちのもの。(小生は、セルマー)

4)管 体 :お手持ちのもの。(小生は、石橋で買ったもの)

 

2.吹奏

1)吹奏時は、体を出来るだけリラックスさせる。
(酒飲める方は飲酒可、泥酔状態だと立つことも困難故、ほどほどに)

2)アンブッシャーは、適度に緊張させる。
(口の周りの筋肉をリラックスさせすぎると、アンブッシャーが定まらない為)

3)但し、緊張させるとは言ってもアンブッシャーを安定させる為であり、マウスピース・リードを絞め過ぎてはいけない。
(イメージとして、マウスピースを咥える前に、アンブッシャーを形づくり、その形づくったアンブッシャーに息が漏れない程度にマウスピースを添える)

4)息を入れる時、絶対に力んではいけない。
(アンブッシャーが崩れる為、又息を入れすぎると音が出ない為)

5)ここが肝要ですが、口の中(舌の位置)をいろいろ変化させ、効率良く息が使える状態を探す。(少ない息で音を出す)
*何故、効率良く息が使える状態を探すのかと申しますと、余裕を手に入れる為です。

 

補記:個人個人、体型もデバイスも違うし、リードもへたったりするので、各自試行錯誤して下さい。

 

1999. 5.14 ko ko

 

 

Photos in this page is from "Herman Leonard Images of Jazz" by Herman Leonard
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