コメント:
SIDEWINDERさん、

７曲ともそのＬＰに含まれています。
下記の Musicraft の ＣＤ は、その ＬＰ の ＣＤ 版ですが、
Parker 以外の曲で１曲入れ替わっています。ちなみに、Phenix
の ＬＰ の曲は Parker 以外も含めて全てこの ＬＰ に入って
いたと思います。

コメント:
＞村山さん
　どうもありがとうございます。たしか日本コロムビアから
　その昔1500円でＧｕｉｌｄ/Musicraft 原盤の物（だと思います）
　を２０曲まとめたLPが出ていたのを思い出しました。
　

コメント:
SIDEWINDER さん、お久しぶりです。
確かに最近 Ｓａｖｏｙ／Ｄｉａｌ の色々な編集物が出ていますね。マテリアルそのもの
は全て既発売のものと思います。でも便利ですし安価なのでつい手が出がちに
なってしまいますね。ところで音質の方はどうなのでしょうか？

お尋ねの件ですが、
今、会社にいて手元には何も無く、とりあえず記憶だけで記述します。

最初の４曲は、元は Ｇｕｉｌｄ/Musicraft 原盤で、Savoy からは Ｄｉｚｚｙ のリーダー
名で ’Ｇｒｏｏｖｉｎ’ Ｈｉｇｈ' というタイトルで出ていたものです。
全部で７曲あるのですが、Ｓａｖｏｙ からはこの４曲のみしか出ていないと記憶
しています。確か Ｄｅｎｏｎ の ＣＤ８枚組にもこの４曲が入っていたのでは？
全７曲は昔 Ｐｈｅｎｉｘ から ＬＰ で、現在 ＣＤ では Ｍｕｓｉｃｒａｆｔ から出ています。

後半の６曲は Ｂｅｌｔｏｎｅ 原盤で、元々 Ｓａｖｏｙ の ＬＰ では Ａｌｔｅｒｎａｔｅ （Ｒａｒｅ） を
除く４曲のみが Ｐａｒｋｅｒ の ＬＰ で出ていました。ＵＳＡ で新生 Ｓａｖｏｙ になってから
Ｂｅｂｏｐ'ｓ Ｈｅａｒｔｂｅａｔ とかいうタイトルの ＬＰ として Ｒａｒｅ を含む全６曲が初めて出て、
Ｓｐｏｔｌｉｔｅ の ＬＰ でもＥｖｅｒｙ Ｂｉｔ ｏｆ Ｉｔ として出ていた、と記憶しています。
日本では Ｋｉｎｇ から Ｔｈｉｒｄ Ｐａｒｔｙ Ｅｄｉｔｉｏｎ として、５０年（？）のシカゴ録音と共に ＣＤ
で出た後、Ｋｉｎｇ の８枚組 ＣＤ にも含まれました。
Ｄｅｎｏｎ の８枚組 ＣＤ では Ｒａｒｅ を除く４曲だけだったように記憶しています。

コメント:
＞村山さん
　お久しぶりです。所で、CLAUDE THORNHILLの有名な
　RIAL BIRTH OF THE COOL等を再発した会社の
　DIFINITIVE RECORDSからBIRDの４枚組CDでSAVOYの
　COMPLETEが出たので、（3990円でした）入手した
　のですが、BONUS TRACKで1945/2/28のN.Y.セッション
　DIZZY,CLYDE HART,REMO PALMIERI,SLAM STEWART,COZY COLE
による"GROOVIN' HIGH,ALL THE THINGS YOU ARE,
DIZZY'S ATOMOSPHEREの４曲そして、1945/12/29の
　HOLLYWOODセッション（SLIM GAILLARD ORCH)が6曲
　入っていました。これはオリジナルではどう言う
　フォーマットで出ていたのでしょうか？
　お手すきのときにお願いします。

コメント:
パーカーはデスモンドをどのように見ていたのだろう。

デスモンドもパーカーを意識していたのだろうか？

どちらも大好きなんですけど。

コメント:
先日のタワーのバーゲンの時、2000円につき200円引きのクーポンを貰ったので
国内盤でも良いのか？と聞いたら、新譜でも何でもOKと言われたので、他のCD と共に
気になってたレザ－ディスクでは持ってるのだが"Norman Granz presents Improvisation"の
Parkerを含めて３曲別テイクが入ってるDVDを買ってきた。
っっっっっっっっっガ　DVDのハードが無い！（分かってる事だけど）コンピューターにも
勿論DVDは付いて無い
しばらくはオアズケ！

コメント:
BIRD Chaseresいいですね。
ページを開いて読んでいたら、エラの3枚組のCDのライナーノートに、エラのデビュー当時の話が出ていて
「ディジーは格好いい20歳そこそこの青年で、パーカーも20代で、私はまだほんのネンネの娘ッコ
だった」みないな話が出ていて、そうなだ、BE-VOPて20代の人たちが創った音楽だったんだって事
を思い出しました。ノーマングランツのオーケストラとエラのライブ音源を聞きながら
パーカーの音の若々しさ、そのころから変わらない「いいや、これで」みたいなパーカーのアドリブの終わり方、
みんな若くて、アメリカは大戦に勝利して、好景気に沸いて、あのスピード感
も、新しい戦後の時代の工業や科学技術、都市生活そのものを反映したもの
だったのではないかと思います。
パーカーの超速は、タイのキックボクサーより早く、なんと「She Rote」(Verve 8010）では4分音符270なのです。
僕はメトロノームの重りを取って練習しようとしたぐらいです。
ところでパーカーのイメージについて、クリントイーストウッドの映画は、確かにライブシーンなど、運指まで
合っていたのですが、この元気で力強く、モダーンなパーカーのイメージとはほど遠いものでした。
この事について、GENE LEESの「WAITING FOR DIZZY」にアートファーマーやベニーゴルソンとの、映画についての
会話で出ていて、この映画がまるでパーカーを子供のように描いている事への不満を述べていました。
パーカーは強いパーソナリティーやインテリジェンスを持った男であった事。
そう、こんなに強く、イノベーティブな音楽上の革命を行った者達が、あの映画に出てくるような、成熟しない子供
であったようには思えません。
ご意見、ありましたらぜひお教えください。
もう一つ、お聞きしたいのですが、Celerityと言う曲がOMINIBOOKに採譜したソロが出ていて、VERVE8002/VERVE2512と
出ているのですが、どのアルバムにあるのか、解りません。
OMNIBOOKを暇なときさらっているのですが、パーカーの場合採譜した曲を聞かない事には、ソロの勉強にもなりません。
この曲だけ採譜したソロの音源が解りません。
教えてくれれば幸いです。

コメント:
これはいまデンマークのコペンハーゲンからです。
あまり寒くはありません。
さきほどホテルのテレビを付けたら、パーカーの
演奏が聞こえてきました。ここはジャズも盛んな
街ですね。では、、、、
今日はこれからカールスベルグの工場へ行きます。
もちろん、ビールを現地で飲むためにです。
パリからは日本チャーリー・パーカー協会のみな
さまにクリスマスカードを出しましたよ。ヨーロッ
パはいまクリスマス一色です。ホテルも満員です。

　from コペンハーゲン・デンマーク　辻バード

コメント:
辻バードです!!

いまこれはパリからアクセスしています。パリの気温は約７度。
あまり寒くはありません。明日はいよいよ超弩級ワインを飲む
会がありボクはそのためにパリへ来ています。たぶん1929年の
ロマネサンヴィヴァンを３人だけで飲むようになるでしょう。

パリでは、チャン・パーカーもプードラスも死んでしまったの
で、何か寂しい気分です。こんどボクは例のメディア７の会社
に行ってみようと思っています。あそこもパーカーの録音のCD
化には相当の力を入れていますからね。

　それから、凄いパーカーの研究家であり行動力があったユー
ゲン・メフェールト氏（パリ在住）の行方が分からなくなりま
した。会社を辞めてからの消息が分かりません。彼の友人が
ハンブルグにいて、その方に聞いてみようと思っています。

そう言えば、カナダ・オンタリオのロバート・ブレグマン氏
の住所が分からなくなってしまいました。ハガキは戻ってき
ます。同志 (?)だったノーマン・サックス氏も、いまはサン
ディエゴに移住してしまいました。どうもスタッシュの倒産
と関係ありそうです。スタッシュはイイ仕事をしていたのに
なー。じゃあまた・・・

　　　　　　　　"from Paris"　辻バード

コメント:
辻バードさん、

やはりヨーロッパでの Parker の映像は残っていましたか。

数年前のスイング・ジャーナルの編集後記に編集者のどなたかが、
だれかがフランシス・ポードラに膨大な量の Parker の映像を持ち
込んだ（この時は数１０時間、となっていたように記憶しています
が）、との話が載っていましたが、その後、後続の情報も出ないま
まになっていて、その内ポードラが亡くなってしまったために、
真相は闇の中、かなと諦めていました。

多分ヨーロッパ公演の時の映像だろうと想像して、ことある毎に ＢＢＳ
などに問い合わせの投書をしましたが、返事はありませんでした。

だいぶ前、Parker の ＬＤ が出て、その後それが VHS テープで出た時に、
Parker のヨーロッパ公演と同じ時の Miles Davis の映像が追加収録され
ていたので、これならヨーロッパには Parker の映像はあるはずだ、と
考えていました。

わくわくします。情報がありましたら、差し支えない範囲で教えて下さい。

コメント:
突然失礼いたします。

　あのハリー・コニック,Jr.がジャズに帰ってきた。

　１９歳でミュージック・シーンに鮮烈デビュー以後、映画「恋人たちの予感」のサントラを手がけグラミー賞最優秀男性ヴォーカリスト賞受賞、音楽活動と共に俳優としての活動も行い、「メンフィス・ベル」でDanny Boyを歌うシーンは多くの女性ファンを魅了した。最近では「微笑みをもう一度」であのサンドラ・ブロックと共演したことも記憶に新しい。

　日本でもサントリーウィスキーのＣＭに本人自ら出演し話題を呼んだ。（同ＣＭで流れた「ウィー・アー・イン・ラブ」が爆発的にヒットした）

　そして来年３月久々の来日公演では、ビック・バンドととも華やぎある、心地良いスウィングをに披露してくれる。

　チケットは好評発売中！

日程：3/31（金）4/1（土）

会場：東京国際フォーラム・ホールＡ

料金：Ｓ席￥8,500　Ａ席￥7,500（税込）

お求めは

キョードー東京　03-3498-9999

チケットぴあ　03-5237-9999

CNプレイガイド　03-5802-9999

ローソンチケット　03-5537-9999

番号のお間違えのないようお願いします。

コメント:
ボク、明日から３週間パリへ出かけます。
ホームページも表紙だけ作ったままで出かけます。
パリから少しは更新するつもりです。

日本チャーリー・パーカー協会としては、ボクの出発前
に９９年のクリスマスカードを発送しました。約５０通
でした。今年はチャン・パーカーへは出せなかったのが
残念です。その他にも相当の年令になっている人が多い
ので、心配です。

では、またここへもパリから顔を出しますね。今回は、
コペンハーゲンへも行きますので、あちらでもジャズ
を聴くはずです。キャフェモンマルトルで昔デキスター
ゴードンを聴いたのが懐かしい。それとパーカーが演奏
したスエーデンのマルモにも行ってみるつもりです。
ここはコペンハーゲンから高速船ですぐに行けます。

そう言えば、スエーデンでパーカーが演奏した時の映像
が約１時間、16mmフィルムで残っていて、存在している
と言う情報があるのです。これはフランシス・プードラス
からボクは聞きました。でも、その直後に彼はピストル
自殺してしまい、その魅力ある話はそのままになってし
まいました。これがマルメでの記録らしいのです。

　おっと色々と書いてしまいましたが、まだまだパーカー
に関することで書きたいことがあります。では・・・

　　　　　　　　　　　　　　辻バード

コメント:

コメント:
いやいや、ごたごたしていてご無沙汰でした。
ちょっと見ない間に盛り上がってますねぇ。


辻バードさん、こんばんわ。

独自ドメインで新サイト立ち上げられるんですね！
楽しみです。
故チャン氏やミュージシャン達の話や
チャーリーパーカーシンポジウムの話など
聞きたいなぁ。

＞まあ、現在パーカーのフレイズを自在にこなしている１人と
＞しては、イギリスのピーター・キングがいます。彼も本気に
＞なって吹くと凄いです。

録音だとなかなか真価がわかりずらいとはいえ
ピーター・キングのオススメのレコードは
ありますか？

＞ボク、この掲示板を自動巡回
＞して新しい発言を読みとり、ボクの発言をオフラインで書いてか
＞ら、アクセスして書き込む、このフリーウエアを試しています。

＞ここの掲示
板の場合で、何かお勧めのプログラムはありますか？

いやぁ、こういったソフトがあるのですね。
このゲストブック（掲示板？）はジオシティーズが独自で提供している
ジオブックというゲストブックでして、
それを掲示板風に改造したものです。
これに合ったソフトというものは残念ながら知らないです。
もしみつけたらご連絡します。

＞　あはは、ゴロゴロいると言っても間違いじゃないしなー。でも、
＞誰もいないと言うことも出来るし。それがパーカーなのじゃない
＞かしら。パーカーには、システムと言う側面もあるし、誰にも真似
＞出来ないシステムと正反対な面もあります。それが一つの人格の中
＞に完璧な形で統合されている。

う～ん、まったく同感。


TORIYAさん、こんばんわ。

＞以前四谷で会ったことのある出版者の鈴木さん
＞がこの邦訳本のことで先方の出版社と交渉に入っていると言っています。

う～んたのしみです。
もしわかりましたら、経過のご報告
おまちしてます～。
パーカー亡きあとの人生に興味あります。

＞ダウンビート・イヤーブック　Music'56といえば57年に発売される本
＞ですよね。
＞バードは当然のことですが、サインをすることができませんよね。

ハハハ、そりゃたしかにそうです。

コメント:
辻バードさん、
色々楽しみが増えそうです。

コメント:
辻バードさん、

>今、とりあえず日本チャーリー・パーカー協会の
>ホームページを立ち上げました。いまは仮の表紙
>だけです。

楽しみにしています。

>>是非一度ここの皆さんで集まりませんか。
>ええ、ぜひそんな機会を持ちたいですね。みなさん如何です
か？

素晴らしいですね。

日本チャーリー・パーカー協会の活動で
パーカーにちなんだ曲などをやる演奏会(Session)などは
ないんでしょうか?
そういうのがあったらいいな～などと思ってます。

コメント:
みなさん！！

今、とりあえず日本チャーリー・パーカー協会の
ホームページを立ち上げました。いまは仮の表紙
だけです。
URL: http://tsujibird.com/ 　または
http://www.tsujibird.com/

　　　　　　　　　ではよろしく!!　　辻バード

コメント:
TORIYAさん！村山さん!!

　ボクのところにもアマゾンコムからチャン・パーカーの自伝が
着きました。DHL で頼んだので本の代金よりも郵送代の方が高い
です。でも、この本には貴重な写真が載っていますね。フランス
版よりも写真が大きくて鮮明です。

　一度、その出版社に日本語版出版の可能性を聞いてみてくれま
せんか？ボクは近く娘のキムに連絡を取るつもりです。それから、
日本チャーリー・パーカー協会としては、パーカー関係の人たち
にボクはクリスマスカードを発送します。もうカードは出来まし
たよ。これ、ボクのホームページに載せましょうか？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　辻バード

　★ボクは、こんどアメリカのレンタルサーバーに自分の
　　ホームページを作ることになりました。既にスペース
　　は100MB 確保してあります。URL は

　　　　http://tsujibird.com/ または
　　　　http://www.tsujibird.com/ です。

　　もうすぐ引っ越しをはじめます。よろしく!!!

コメント:
辻バードさん、TORIYAです。
チャンの本の件ですが、以前四谷で会ったことのある出版者の鈴木さん
がこの邦訳本のことで先方の出版社と交渉に入っていると言っています。
今のところ詳細は不明ということです。

コメント:
辻バードです。

よういちさん！！

少しお聞きしたいことがあります。ボク、この掲示板を自動巡回
して新しい発言を読みとり、ボクの発言をオフラインで書いてか
ら、アクセスして書き込む、このフリーウエアを試しています。

　その場合、この掲示板の形式を設定しなければならないのです
が、ここはどんな形式のものなのですか？普通はmini-BBSとかで
すよね。これをカスタマイズしてある場合には、それも知りたい
のです。ご面倒ですが、教えてください。

　ボクら日本チャーリー・パーカー協会では、 Nifty内でしか使
えないのですが、 Niftermと言う非常に優れた全自動プログラム
があり、全てオフラインで読み書きを行っています。ここの掲示
板の場合で、何かお勧めのプログラムはありますか？これも教え
て欲しいのです。ちなみに、ボクがいま試しているのはmamimiと
言うフリーウエアです。よろしく！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　辻バード

コメント:
辻バードです。

村山さん！

>>それから、チャーリー・ワッツ・バンドの Alto は以前 CD で聞いた
>>ことがあります。If I Should Lose You の入っていた CD です。

　ええ、ボクはあの公演のＣＤも映像も持っているのですが、あの時
のピーター・キングは本領を発揮していませんでした。

　ボクは、1994年にロンドンのクリスティーズで開かれた「パーカー
の遺品のオークション（チャン・パーカー所有）」に参加したのです
が、その時にこのピーター・キングがグラフトンのアルトサックスを
吹きました。（マッセイホールでパーカーが吹いた、その楽器です）
これをボクは、やはりビデオに納めました。なかなか良い演奏です。

　と言うわけで、村山さんには、ボクがお見せしたい映像がたくさん
ありますね。１２月にはボクはヨーロッパへ行ってしまうので、来年
早々にでも鑑賞会を開きませんか？では、また・・・・

　 辻バード

コメント:
辻バードです。

村山さん！

>>新宿（？）の ジャズ喫茶（なぎさ？ポニー？）で Parker がかかっ
>>た途端に、客としてきていたトニー・スコット(日本に滞在中の時）が
>>やおら立ち上がり、Parker がどんなに素晴らしいかを客を前に延々

　これは、新宿三光町にあったジャズ喫茶「キーヨ」での話しです。
そして、この話しの詳細は「季刊ジャズ批評No.31」1979/1/20刊に、
手塚昌宏と言う方が書いています。P.52-54

　この文章によると、ナウザタイム(Verve版)が掛かったら、ちょうど
来ていたトニー・スコットが「ストップストップ」と叫んでこれを止め、
「パーカーこそモダンジャズの最高の演奏者であり、私の神様である。」
「日本のジャズファンも絶対にパーカーを聴かなければならない・・・」
と叫んだ。そして、再度最初から掛かったこの曲を「少しのよどみもな
く楽々と、ピッタリ、パーカーの音に合わせて吹いた」となっています。

　手塚氏も、「あのトニー・スコットのパーカーに対する、正に圧倒的
な想い、ひたむきな情熱は世界中のパーカー・ファンに共通なものでは
なかっただろうか」と書いています。

　ボクは、このトニー・スコットがパーカーのことを延々と２時間くら
い喋ったのをビデオ(Hi-8mm)に納めたことがあります。1995年の７月に
ミラノで撮りました。この時は、Paolo Piangerelli氏(Bird's Eyes)も
一緒でした。Philology にトニー・スコットがCD録音しにミラノへ来た
時のチャンスを狙ってインタビューしたのです。

　そして、この彼の話は既に、日本チャーリー・パーカー協会のメンバー
である金丸克彦氏が翻訳し、ボクはそれで字幕入りのビデオを作る準備
もしています。非常に貴重な映像です。トニー・スコットはもう７８才
です。彼、この１１月に日本に来ると言う電子メールを（美人で若い、
オクサンの代筆で）もらったのですが、それっキリ連絡がありません。
瀬川昌久さんが彼の日本での公演を後押ししているようなのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　辻バード

コメント:
辻バードさん、
トニー・スコットについて昔の話としてこんなことを聞いたことが
あります。（あるいは、ずっと昔(１９６０年代？）東芝から出た
Savoy の Parker の３枚組セット（この時は Stateside レーベル
として出たはずです）の解説に書かれていたのだったか？）

新宿（？）の ジャズ喫茶（なぎさ？ポニー？）で Parker がかかっ
た途端に、客としてきていたトニー・スコット(日本に滞在中の時）が
やおら立ち上がり、Parker がどんなに素晴らしいかを客を前に延々
と話し始めた、というのです。
確かにトニー・スコットにとっては Parker は神様なのでしょう。

それから、チャーリー・ワッツ・バンドの Alto は以前 CD で聞いた
ことがあります。If I Should Lose You の入っていた CD です。
いい Alto だとは思いましたが、そんなに Parker 似だったかは
記憶がありません。もう一度聞き直そうかと思いますが、CD がどこに
行ってしまったやら。
何せ、Parker 似と聞いただけで、聞きたくなる性分なもんで。

コメント:
ＤＭさん！

>>ゴロゴロいるよなんて言われたらそれはそれで
>>やる気が失せてたかもしれません。

　あはは、ゴロゴロいると言っても間違いじゃないしなー。でも、
誰もいないと言うことも出来るし。それがパーカーなのじゃない
かしら。パーカーには、システムと言う側面もあるし、誰にも真似
出来ないシステムと正反対な面もあります。それが一つの人格の中
に完璧な形で統合されている。

>ピーター・キング、それと澤田一範さんも聴いてみたいですね。

　ピーターキングは、前にローリングストーンのドラマーのチャー
リーワッツのバンドで日本へ来ましたよね。あれ「パーカーストー
リー」を弦楽付きでやりました。でも、彼の本領は発揮出来なかっ
たです。ボクが、「パーカーの遺品のオークション」で吹いた彼
の演奏をビデオに撮ったのが、彼の実力を或る程度推測すること
が出来ます。ボクに会うと、かれ「日本へいつ呼んでくれるんだ」
と言いますが。

　澤田さんは「バードウオッチャー」と言うバンドで吹いていま
す。これは茅ヶ崎を本拠で活動しているバンドです。８月半ばに
はフル編成で、スタンケントンバンドの真似をしていました。
割合簡単に澤田さんは聞くことが出来ると思いますよ。

>>マックファーソンはロドニーとの録音を聴きましたが

　ええ、彼も実際に聴く時の実力が録音では発揮出来ないタ
イプだと思います。ルードナルドソンなんて、まあ録音も実演
も同じようだけど。でも、彼もジャムセッションだと今でも
素晴らしいです。フィルウッズはボク、あまり興味ありません。
でも、まあ、フィロロギーに３年前に吹き込んだ「バードに
捧げる」と言う録音はましかなー。なにかPaolo Piangerelli氏
に言わせると、録音スタジオの空にパーカーが出てきたのだそう
ですよ。その時に。ボクは信じないけどPaolo Piangerelli氏
は真剣でした。わーー、こんな話しはまた酒飲みながらしたいな。

　どうも、アルト吹きには、アルト吹きのパーカー観があるらし
いのです。ボクもそうなのかなー。TORIYAさんも、ミュージッシャ
ンのパーカー観は違うと言っていましたね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　辻バード

コメント:
TORIYAさん!!
>>Chan Parker の“My Life in E‐flat”、Amazon.comで$13.56で
>>売っています。

　あっそうなんですかー、じゃあボク注文します。先日はあのNew Bird
と言うビデオをTORIYAさんに教えて頂いて、ここで注文して取りました。

村山さん！
>>Chan の 'My Life in E‐flat' は、昨年６月頃のジャズ批評で紹介
>>されていたので、すぐに丸善経由で申し込みました

　うーーむ、ほんとうに熱心な方がいらっしゃるのですね。ボクは
英語版については諦めていたので、追跡していませんでした。でも
あれ、チャン・パーカーの若い頃の写真に貴重なものがありますね。
最初のところだけでも日本語に翻訳して、ジャズ批評にでも載せたい
ものです。ところで、ボクはチャン・パーカーと色々と話した中で
は、誰彼とボクが名前を挙げると、彼女が一々そのプレイアーを批評
したのが面白かったなー。まあ、ほとんどボロクソでしたが。
マイルスなんて、ボロクソ以上でした。

　あっ、それから８月初旬にトニー・スコットから電子メールをもらい
１１月に日本へ来ると聞いたのですが、あれどうしのかなー。ボクは
それに返事を出したけど、そのまま返事がないのです。なにか瀬川昌久
さんと連絡を取り合っているそうですが。彼が来れば、彼のパーカーに
関する話しを聞く会が開けるのですが。実に興味深い話しをします。
トニー・スコットにとっては、パーカーは「神」なのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　辻バード