個人的 パーカー音源紹介 ２６
録音音源：
1951年 7月 22日　K.C. の Municipal Arena でのコンサート
主な収録ＣＤ：
PHILOLOGY「BIRD'S EYES Vol.23」
Sound Hills「PERFECT COMPLETE COLLECTION Vol.12」
1951/ 7/22
(as )C.P.
(cl, as)Woody Herman
and his orchestra
  1. More Moon
  2. You Go to My Head
  3. Leo the Lion ( I )
  4. Cuban Holiday
  5. The Nearness of You
  6. Lemon Drop
  7. The Goof and I
  8. Laura
  9. Four Brothers
  10. Leo the Lion ( II )
BIRD'S EYES Vol.23

　ウディハーマン楽団自体はほとんど聴いたことがないんですが、統制のとれた暖かみを感じる楽団のサウンドにパーカーのサウンドが実にミスマッチですねぇ。

　とくに「The Nearness of You」のようなバラッドでは楽団のサウンドから完全に浮いてしまっています。やっている音楽がまったく違うかんじ。
　パーカーのアルトの録音が、マイクに近いせいか、きつめに入っているために、違和感があるのかも。

　やっぱり、楽団全体がフツフツと沸き上がるようにスイングするアップテンポ曲のほうがまだ違和感なく聴けます。ただ「Four Brothers」ではソロを途中で中断してしまい、再開したあともガクっと調子を落としてしまいます。アルトサックスの具合が悪くなったんでしょうか？
　聴くとすれば「Leo the Lion」だとか「More Moon」だとか（はたして「More Moon」は「How High the Moon」と同じなのだろうか・・・）。あとは「Lemon Drop」でしょうか。だけど、楽団の男連中のとってつけたようなスキャットは余計だってば。

　

1999. 8.14　よういち　

　

　

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