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イラストの「INTERNATIONAL JAM SESSIONS」。クリフォードブラウンのプライベート録音目当てで買って、パーカーの演奏はイマイチの印象があったんですが、いま聴いてみるとそれほど悪くないです。 以前はフレーズが煮詰まりぎみだなといったイメージがあったんですが、実際いま聴いてみると、まあ確かに落ち着いてしまっているところがありますが、逆に安心して聴けるといえなくもないですし、それをおぎなえるだけのパーカーの音の切れの良さが聴き取れるんじゃないでしょうか。
曲のことをいえば、まったくどうでもいい部分ですが「Cheers」のパーカーの最初のソロのラストとロルフ・エリクソンのソロのアタマを同じフレーズでつないでますが、パーカーは後テーマ直前のソロのラストで、またそのフレーズをこっそりさりげなく差し入れてしめくくってます。ほんの小さなことですが、こういったところ、さすがパーカーだなとおもわせます。 ところで録音は「Perfect Complete Collection」よりも「INTERNATIONAL JAM SESSIONS」のもののほうがなぜか良いです。はい。
1999. 3.30 よういち
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