個人的 パーカー音源紹介 2
録音音源:
1951年 6月 Brooklynでのライブ
主な収録CD:
EPM「Boston,Philadelphia,Brooklyn,1951」
PHILOLOGY「BIRD'S EYES Vol 1/4」
1951/6
(as )C.P.
    rest unknown

 

  1. Embraceable You
  2. Ornithology
  3. Steeplechase
  4. Now's The Time
  5. Medley: Be My Love/April In Paris/Dance Of The Infidels/52nd Street Theme
  6. Wee
  7. This Time The Dream's On Me
  8. Cool Blues
Boston,Philadelphia,Brooklyn,1951

 メンバー構成がいいなあ。「チャーリー・パーカー、アルトサックス。あとは知らん」。
 投げとるなあ。ドラムはなんとなくロイ・ヘインズのような気がしますけど。
 ブルックリンという以外どこで演奏されているのかもわかりませんが、録音の状況からみると、催しごとかなにかの、割と大きい会場での演奏のようです。音の残響がすごいです。これがおさえられてちょうど良い加減になっていたら 私にとって割と理想的な録音になったのですが。
 でも、伝わってくる雰囲気はなかなか悪くなく、いろいろな想像のわいてくる、好きな音源です。大きな会場の中は、つねにがやがやしています。私の勝手に感じるイメージは、ブルックリンの野外コンサートです。

 どこぞの何たらパークでの、椅子もろくに用意されないほとんど立ち見のコンサート。日が落ちて辺りが薄暗くなってからはじまり、6月とはいえちょっぴり肌寒くなってきた。そんななか、観客は屋台のホットドッグでもパクつきながら、とくにパーカーの演奏を聴くでもなく、おもいおもいにくつろいでいる、といったイメージです。

 まあそんなことはどうでもいいのですが、演奏のハイライトはやはりメドレーでしょうか。わりと珍しく「異教徒たちの踊り」なんてやってますが、もっと珍しい「Be My Love」なんていいんじゃないでしょうか。パーカーとしても珍しく会場の雰囲気にあわせたのか、優雅にくつろいでテーマを吹いています。  

 

追記 のちほどくわしいメンバーと場所についての御指摘がありました。ここでは割愛致します(書けよ)。う~ん、どうやら野外ではなかったか・・・。

1999. 2.16 よういち 




 書けよ。

 と、4年前の自分に再度ツッコミを入れてみました。
というわけでメンバーと場所の詳細です。

1951年 6月23日 Brooklyn, N.Y./Eastern Parkway Ballroomでのライブ録音
C.P.(as ), unknown(tp ), Al Haig( p ), Teddy Kotick( b ), Roy Haynes( d )


2003. 1.13 よういち 



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