フーティー・ブルースの短いアドリブ  

 

パーカーの名前はジャズを聴き始めた頃、1973年位から知って おりますが、真剣にパーカーを聴き始めたのはここ5年前位から です。
1973年当時始めてパーカーを聴いたレコードは憶えていな いのですが余りの録音の悪さに驚き、当時はオーディオ・ブーム 全盛期でもあり(音楽の前に録音ありき)パーカーからは自然と 遠ざかってしまいました。

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BIRD Smiles
5年程前良く行くレコード屋のご主人からパーカーがマクシャン・オーケストラで演奏したFOOTIE BLUESを聴かされ、テーマが終った後の僅か12小節のソロのモダンな事に仰天してしまいそれ以来パーカーにいれ込んでおります。後から文献によると既にあのソロは伝説と化しており自分の無知に情けなくなったものです。
わずか12小節のソロですが既にパーカーのスタイルは完成されておりまわりの音が一層古臭く感じる位強い衝撃を受けたのは今でも脳裏に焼き付いております。
最近は録音は全く気にならなくなり、兎に角パーカーのソロの入っている物でしたら何でも聴いております。CD、LP関係ありません。

パーカーが亡くなって今年で47年を迎えます。しかし今もパーカー のアルトは老若男女を問わずに聴かれており、特に若い世代にも 彼の音楽は受けいれられている事に驚きと共に喜びを感じており ます。
まだパーカーの魂は存在しています。これからも存在しつづ ける事でしょう。
BIRD LIVES!

 

 

2002. 1.12 小西 謙
 

 

Photos in this page is from "Photographs from the Golden Age of Jazz"
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