BIRD Chasers
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03/05/27(火)11:52:14 金丸
- No.645: RIP Teddy Edwards . Allen Eager Vol. 2
- 延び延びになっていた Allen Eager のアルバムも来月いよいよ
UPTOWN から登場します。以下プロデューサーの一人 Chack Nessa の
引用です。
The Uptown cd will be available within the next couple of
weeks. It is a package similar to the Uptown Mingus project.
with a big booklet outside the jewel box. It contains 2
interviews with Eager by Ira Gitler and Bob Sunenblick. The
music is astounding - Duels with Serge Chaloff. a quartet date
with Dick Twardzik and an apartment jam with Bird.
最後にバードに関するビッグニュースがあります。再度 Chack Nessa
の引用です。
Don't ask when it will be available but. Uptown will has
reached an agreement with Lorraine Gillespie to issue a May
1945 Town Hall concert with Diz. Bird. Al Haig. Curly Russell.
Max Roach with guest appearances by Don Byas and Sid Catlett.
The program is astounding. and it is very well recorded. Both
Town Hall and Carnegie provided professional recording
services. and this comes from the original acetates recorded
at the concert This comes from the time between the Diz/Bird
Guilds and the KoKo session. I think it is the earliest
recording of Max with Bird.
恐らく登場はだいぶ先になるでしょうが、UPTOWN ですので音質、ライ
ナーノーツ共々最良のものが期待出来ると思ってます。それにしても
こんな録音が、それもプロの手で残っていたとは!!!
それでは、これで失礼します。 金丸
03/05/27(火)11:51:13 金丸
- No.644: RIP Teddy Edwards . Allen Eager Vol. 1
- ご無沙汰しております。辻バードさんのところとマルチポストになりますが、最後にバードに関するビッグニュースがありますので、お許しください。
既にご存知かも知れませんが、4月20日に Teddy Edwards が亡くな
りがっくりしてましたら、5月初めに Allen Eager も癌で亡くなりま
した。丁度2年前に両者の演奏を聞いただけに、単にベテランミュー
ジシャンの死以上の感慨がこみ上げてきます。
特に Teddy Edwards レドンドビーチの時はガリガリに痩せていました
が、この3月に出た新譜 "SMOOTH SAILING" (HIGH NOTE) は素晴らし
い出来で、またジャケット写真もふくよかになり、すっかり回復した
のかと喜んでおりましら、急の訃報でがっかりです。
Allen Eager の場合は既に現役のプレーヤーではなかったので、海外
のメディアも取り上げていません。唯一 Bill Crow の書いた追悼文
を見つけたので以下引用します。
Allen was an interesting guy. A real chameleon. He could learn
thingsfaster than anyone I ever met. He went to Aspen once for
his firstadventure on skis. and stayed on for a while as an
instructor. He entered abrand new Ferrari he had bought in New
York and driven to Florida atSebring. He won his heat. having
never driven in a race before. ("I read abook about it once."
he said.)
When he was young. Allen fell in love with Ben Webster's
playing andmemorized all his solos from Duke's records. He
went uptown and found thehotel where Ben was living. knocked
on his door and asked if Ben would takehim as a pupil. He got
out his tenor and played Ben's solo on "Cottontail."sounding
just like him. Ben ran down the hall and knocked on a
friendsdoor: "Come in here and hear what this little white boy
is playing!" Hewouldn't teach Allen. but he let him hang
around. and Allen sort of becamehis proteg・ Then Allen went
to California. where he heard and fell in lovewith Lester
Young. He changed his mouthpiece and reed and began
soundingjust like Lester. When he returned to NYC. he got a
gig on the Street. andBen heard about it and went down to see
his boy. He couldn't believe hisears.
Unfortunately. Allen's ability to learn fast was coupled with
the ability tolose interest in things quickly. and he also
spent a lot of his time gettinghigh in various ways.
He turned up in Provincetown while I was playing up there one
summer withZoot. and sat in with us on alto. He sounded like
he was out of practice.and I think he was trying to avoid
imitating Bird. Anyway. I didn't enjoyhis playing as much as I
had when he was playing tenor.
But whenever I ran into him. it was always an enjoyable
encounter. becauseAllen was a charming. interesting man of
many talents. I hadn't heard ofhim for years. other that that
he was living in Florida. and then last yeara friend sent me a
picture of him that he had taken at a jazz festival in
California.
RIP. Allen.
Bill Crow
03/05/26(月)23:54:49 G@名古屋
- No.643: ドン・バイアス
- >Sinさん
>やっぱり「パーカー以前」というのは聴いていて飽きますね。
確かにパーカー以前のスイングミュージシャンに,
パーカー同様のスリル感やモダンさを求めるのは難しいですね。
ところでドン・バイアスはいかがでしたでしょうか?
ドン・バイアス自身によると,「バップは俺がはじめた!」
と豪語していますが,これは?にしても,
素人的には,40年代中盤までのバイアスの活躍には,
パーカー同様のスリルがあると思うのですが・・・。
(とは言っても,日頃からパーカー並に愛聴はしていませんが)
ドン・バイアスがイイと思ったのは,
パリでディジー・ガレスピーが,パリに在住していたドン・バイアスと
クインテットで演奏した1952年ヴォーグの録音で,
「Afro-Paris」という曲の演奏からでした。
同曲は基本的にはガレスピーのソロをフィーチャーしているのですが,
途中,ドン・バイアスのテナーソロが,1コーラス程度(それ以下かも)
あるのです。
ところが,そのバイアスのソロ。
いきなりライオンが噛みついてくるような勢いのフレーズで始まって,
ビックリしました!
当時はドン・バイアスも,ヨーロッパ生活が始まっていて,
久しぶりのニューヨーク・ミュージシャンとの共演で
張り切ったのかもしれません。
でも,以来私は,ドン・バイアスの勢いあるフレーズを捜し求めて,
いろいろとCDを買っています。
なかなかいい曲・録音には巡り会えず,
結局 Afro-Parisに帰って来てしまうのですが・・・。
(ソロの始まる瞬間バッカリ聴いています・・・)
03/05/26(月)23:19:42 Sin
- No.642: そうでしたか。。。
- 欲しい気持ち半分、疑いの気持ち半分であの黒いBOXは気にかかって
いたんですが、やっぱり(買うのは)やめときます。ええ、買いませ
んとも(たとえオマケが欲しくても 笑。)
ところで、あのジャケット写真も実にいい写真ですね!
あのBIRDは1947年2月のLAでのなぜかDIAL録音時の写真ですが、それで
もいい写真です。場景が素晴らしい。。。
(うぅ、話がどんどんマニアックになってゆく。。。^^;)
03/05/26(月)21:10:45 TORIYA
- No.641: Re.まさにそれです
- カサ地蔵さん、どうも。
大和明氏の名誉のために言っておきますが、あの解説も古いものを
再利用したもので、本人の了解を得ているにしても、大和さんもま
さかと思ったでしょうね。(後日あきれて言ってましたが・・・・)
キング時代の翻訳文も全くの再利用でした。新発見テーク云々と表
示しながら、だれが制作・監修したかも記載されていませんね。
全くのデタラメなやり方だったようですね。
では、また。
03/05/26(月)21:00:29 TORIYA
- No.640: Re.DENONのニセCOMPLETE物は
- Sinさん、こんばんわ。 TORIYAです。
ご質問の日本コロムビアのコンプリート(?)8枚ボックス・セットには、本当に
頭に来たものです。1993年の発売でしたね。当時日コロの担当者にお願いして
川崎の超古い倉庫にSavoyの資料が保管されていて見に行ったことが有ります。
時間もなく詳細に調査できなかったのが残念でしたが、それなりに貴重なもの
が沢山ありました。そのとき、担当者から新しいテークが見つかりセットで発
売する・・・・云々の話があり、ちょっと信じられなかったがそのままでした。そ
んなことはあり得ないですよ・・・。と話した記憶があります。その発売後詳細を
調査し、どこがどう違うかを全てはっきりさせましたが、その概要を「レコー
ド・コレクターズ」誌に書いた記憶があります。ピッチの相違とかではなく、
全てテイクのミスと同じテイクの重複でした。
その後コンプリート・コレクション・オブ・CP・オン・サヴォイというCD
-ROMの制作に参加し、レコードなどの資料を提供し発売したのが96年ですが、
解説書に記載したサヴォイ・ディスコグラフィは、それらのミスを修正し作成
しました。あれだけの音源を1枚のCD-ROMに入れるのですから当然20ビット
では無理で、8ビットで収録されています。日コロの最新盤は、関連会社のヒー
トウエーヴが制作しましたが、私はジャケット写真のみの協力でした。藤井英
一氏の詳細なピッチ調査が行われていたようですが、最終的にはこの発売に先
立って発売されたオリン・キープニュース制作のアメリカ・サヴォイによる
「The Complete Savoy And Dial Studio Rec.」8枚セットと比較をしたそ
うです。私はこの8枚セットとの詳細比較はしておりませんが、例えば47年5
月8日の録音は全て半音近く高くなっているそうで、「ドナ・リーtk5」は2分
20秒に対し、日本盤は2分30秒に修正されている。等々で、このパーカー生誕
80周年記念として発売されたCDが一番のお勧め。ということですね。
では、また。
03/05/26(月)18:22:55 カサ地蔵
- No.639: SAVOYは
- これしか持ってないので、いずれはちゃんとしたのを買わないと・・・
03/05/26(月)18:18:08 カサ地蔵
- No.638: まさにそれです
- DENONの偽コンプリートは、黒い箱に金文字のやつです。私もってます。
一部テイクが重複してる上、ライナーノーツが不正確で、
「本当に大和明氏が監修したんかいなー」という内容です。
ただ、オマケで
PARKERがSAVOYと交わした直筆契約書のコピー
PARKERが友人に書き渡した直筆楽譜のコピー
PARKER出演時のカーネギーホールのポスターのコピー
このようなものがついています。
03/05/25(日)23:51:02 Sin
- No.637: DENONのニセCOMPLETE物は
- 追加質問なのですが、
DENONの以前出したニセのコンプリート8枚組BOXというのは、
10センチ角くらいの黒い箱に、金文字でうたってあるSAVOY
COMPLETE全集というものでしょうか。
03/05/25(日)23:07:35 Sin
- No.636: 40枚BOX 届きました
- "from Swing to Bebop"届きまして早速聴いています。
が、やっぱり「パーカー以前」というのは聴いていて飽きますね。
で結局最後はSAVOY Royal Roost Liveに替えてしまいました。
ついでにキングの8枚組(CHARLIE PARKER ON SAVOY YEARS COMPLETE
EDITION)と最新のDENON(THE COMPLETE ROYAL ROOST LIVE RECORDINGS
ON SAVOY YEARS)の同時掛け較べをやっていたのですが。。。
スピードはかなり違い、キング盤がどんどん取り残されて行きました。
結構気持ち悪かったです。
このDENONの最新版が一番正しいということになるのでしょうか。
どなたか確かな情報を教えて下さい。
Sin
03/05/23(金)00:06:21 よういち <http://www.chasinthebird.com/>
- No.635: こんにちは
- 村山さん、こんにちは
村山さんのサイトのお役にたつことができてうれしいです。
ベータ版サイトを拝見させていただきましたが
「パーカー以外」の村山さんの文章もこれが非常におもしろい。
また、非常にためになります。本公開が楽しみです。
それにしてもVerse特集とは渋いですね。
*
ODAさん、こんにちは
サックスへの想いの伝わるかっこいいサイトですね。
当サイトを楽しんでいただけてなによりです。
今後ともよろしくおねがいします!
03/05/22(木)11:01:13 ODA <http://2style.jp/sax>
- No.634: おじゃまします
- よういちさん
先日、リンクさせていただきましたODAと申します。
実はかなり以前から密かに楽しく拝見していました。
チャーリー・パーカーに関する話題となると興味が尽きませんね。
私にとってもパーカーには特別な思い入れがあります。
また、おじゃまさせていただきます。
03/05/21(水)10:42:24 村山
- No.633: ありがとうございます
- よういちさん、
友人に手伝っていただいて私のHPを作っていただいているのですが、
それにFM葛飾の Transcription の転載の許可をいただき、ありがとう
ございます。
私のHP、多分、Parker と Vocal とアマチュアとしてのジャズ演奏に
関する記事等が中心になるかと思います。Parker については、よういち
さん、netjazz さん等々、充実した Site がいくつかありますので、
今後はそちらにお任せして、私の方はとりあえず Vocal でも充実して
行こうかな、などと考えております。ちなみに、先日のFM葛飾は、
Vocal の Verse 特集で出演しました。
今後共、よろしくお願いします。
03/05/17(土)20:06:39 よういち <http://www.chasinthebird.com/>
- No.632: ちょっと違う
- >キング盤と比較した最新CDは
>日本コロンビアの販売の「The Complete Charlie Parker on Savoy
>Years」です。
>念のため。
→「The Complete Studio Recordings on Savoy Years」でした。
まぎらわしいですね。
*
NHKのドキュメント地球時間再放送していたのですね。
ああ・・ワタシのビデオはまだ壊れたまま。
03/05/17(土)14:30:44 しげぴょん
- No.631: 「THE SAVOY RECORDINGS」
- ピッチの問題点があり、中古屋さんへ売ってしまおうと考えていたのですが、
あまり変わらないのでしたら(私は正直、細かいところまでは聞き分けられませんので)
キング盤をこれからも愛聴していこうと思います。
それより何より、他に聴きたいCDが目白押しで嬉しい悲鳴(笑)
昨日の深夜の「NHKのドキュメント地球時間」良かったです。本日も見ます。
G@名古屋さん、Sinさん、よういちさん、有り難う御座いました(^^)
03/05/17(土)11:11:06 よういち <http://www.chasinthebird.com/>
- No.630: Complete Onyx & Complete St.Nick's
- 今朝、Definitive Recordingsの「Complete Onyx Recordings」と「Complete At St.Nick's」が
HMVより届きました。
目新しい音源は無いのですがやっぱり最高です。
「Complete Onyx Recordings」はベネディッティの音源から
1948年Onyxの音源をまとめた2枚組みCD。
ああ・・何度聴いても興奮します!
ベネディッティー・レコーディングスをお勧めするのは価格面から躊躇してしまっても、
3000円かからないこのCDだったら「だまされたとおもって買いなさい」
と言い切ってしまえます。
音源抜粋&編集版の「Bird on 52nd street」を買うよりもこっちの方が断然お得です。
蛇足ですが、未熟のひと言でマニアにもまったく無視されている、
マイルスの演奏にも耳を傾けてくださいませ。
ワタシここでのマイルス大好きなんです。
「Complete At St.Nick's」には、何故かベネディッティーの音源の
1948年Three Deucesの音源が入っています。
ああ・・何度聴いても興奮します!
「だまされたとおもって買いなさい」と言い切ってしまえます。
この音源部分だけ目当てに買っても絶対損しません。
とはいえ肝心のSt.Nick'sの音源には
BIRD'S EYES Vol.20収録の部分が入っておらず、全然「Complete」でないのが
ずっこけます。
03/05/15(木)12:35:25 よういち <http://www.chasinthebird.com/>
- No.629: SAVOY追記
- キング盤と比較した最新CDは
日本コロンビアの販売の「The Complete Charlie Parker on Savoy Years」です。
念のため。
*
G@名古屋さん、
40枚組で1万円かからないなら私も買おうかな・・・。
03/05/15(木)11:23:11 G@名古屋
- No.628: 追加れす
- 40枚組なんですが,
CDケースに2枚収納するタイプです。
そしてプレイヤー毎に1枚~3枚のCDが振り分けられているのです。
パーカーもレスターも3枚。
チャーリー・クリスチャンは1枚,というように。
ただ疑問なのは,
まずガレスピーはボックスの紙箱に写真があったと思うのですが
CDは1枚もありません。
またバド・パウエルについては,CDは1枚もなく,
レニー・トリスターノとかと一緒に,1枚の中に収録されています。
その他,私のジャズの歴史に対するプレイヤーの評価と,
ちょいとばかりずれるような人選・枚数での収録もあります。
まあ,これとても未知の音源が手に入ったのですから,
「よし」としましょうか。
なお40枚組のセットは,ビバップの外に,
ピアノプレイヤーとビッグバンドがあります。
(もしかしたらボーカルもあったかも?)
ときどき店頭でみかけますが,
ちょっと購入する勇気がありません。
03/05/15(木)10:42:26 G@名古屋
- No.627: れす
- >Sinさん
>これはRCAではないんでしょうか。
私もブルーバードの廉価版をいくつかもっていますが,
全く違いますよ。ご安心下さい。
ただビバップマニアの方ならば,
ディクスター・ゴードン,ファッツ・ナバロ,パーカー
レスター・ヤング
の音源はほとんどもっておられるかもしれません。
しかしベン・ウエブスター,ドン・バイアス,コールマン・ホーキンスのあたりになると,聴いたことのないマイナー・レーベルと思われる曲も入っています,これまで全く興味のなかったスイング時代のプレイヤーの演奏も
ふんだんに聴けます。
(例えば,コールマン・ホーキンスとセロニアス・モンクの共演盤などは,
現在のところCDでは手に入らないのではないでしょうか?
あっ!ホーキンスのビバップ・イヤーズという4枚組には入っていたかな?)
03/05/15(木)00:36:27 Sin
- No.626: 楽しみ♪です
- G@名古屋さん:
40枚組は楽しみに待ってみます。ビバップ以前ではなんと言っても
『BLUEBIRD/RCA』かなぁという気もするのですが、これはRCAでは
ないんでしょうか。
クリストファーさん:
今度も親切なお申し出ありがとうございます。今のところは大丈夫
です。また欲しくなったらメールしますね。
ここの掲示板がきっかけでいろいろな方から(メールでも)情報を
頂いたり、コレクションのお手伝いを頂いたりしまして、ほんとう
に皆さんどうもありがとうございます。
しげぴょんさん:
DIAL/SAVOYのマスター・テイク集からパーカーに入られたのですから、
既にパーカーのエッセンスは聴いたような気がされているかもしれ
ませんね。
DIAL第1集(ラバーマン・セッションまでの全テイク)、マッセイ・ホー
ル・コンサート、PHILHARMONIC 1946、の3枚をお勧めします。
03/05/15(木)00:21:24 よういち <http://www.chasinthebird.com/>
- No.625: フィル・ウッズを観てきました
- このところ私事でバタバタしており、
書き込みもごぶさたしてしまったのですが(いつもの事か)、
無理くり時間を作って、昨日はSTB136へフィル・ウッズのライブを観に行ってきました。
だいぶお年を召した様子で動きも緩慢そうで大丈夫かなと一瞬思いましたが、
いざサックスの音を聴いてみると、枯れるでもなく、無理するでもなく、
会場いっぱいにネットリとひろがるみずみずしい音色で実に気持ちが良かった。
またニュアンスのつけかたが実に絶妙、音程や音量の見事なコントロール。
実はフィル・ウッズ、今も絶好調ちゃうの?と思ってしまいました。
正々堂々とパーカーフレーズも繰り出してましたが
聴いている人々に対しての説得力と浸透力が一味違いました。
*
書き込みありがとうございます。
今もちょっとバタバタしているためお返事がおろそかになっていてすみません。
*
しげぴょんさん、はじめまして。
>私が所有しているバードのCDは3種類のみです。
>「THE SAVOY RECORDINGS」(MASTER TAKES)2枚組
>「CHARLIE PARKER ON DIAL VOL.1&2」各1枚ずつ。
>「THE GENIUS CHARLIE PARKER/BIRD AND DIZ」
>1番上のものは、やはりピッチの都合上、コンプリート盤がお勧めなのですか?
これだけ聴いていればまずは充分、3年は極楽気分でしょう(ホンマか)。
SAVOYのピッチについては修正されたことをあまり意識して聴いていなかったのですが、
ちょっとキング盤のマスターテイクスのCDと聴き比べてその再生スピードだけ調べたところ
Warming Up a Riff. Ko Ko
→約2分半で1秒ほどキング盤の方が早くなる
Half Nelson
→約2分半でコンマ数秒ほどキング盤の方が早くなる
Barbados. Merry Go Round
→ほとんど変わらず
以上の結果でした。
でも鈍感なワタシには、その差はほとんど気にはなりませんでしたよ。
キング盤も今も愛聴しています。
*
クリストファーさん、
Sound HillsのBOXは貴重な情報ですね!
おそらくもう無くなっているのでしょうね。
03/05/14(水)01:22:57 G@名古屋
- No.624: パーカー以前
- >Sinさん こんばんは。
>カサ地蔵さんの紹介していました"from swing to bebop" 40枚組
>を注文してしまいました。
とのこと。
この40枚組が10万円もしたら,考えものですが,
1万円弱なので,買ってもソンはないと思います。
音質はパーフェクトとは言えませんが,結構マイナーな音源も収録されています。
私がよく聴くのは,ドン・バイアス,コールマン・ホーキンスでしょうか。
スイングというのは,一見,ビバップよりも前時代的産物のように思われがちですが,
プレイヤーは,むしろ3分という時間の制約の中で,
精一杯自分を表現しようと,切羽詰まった感じがするものも多いと思います。
別のCDでも聴けますが,デクスター・ゴードンのデビュー録音の
「アイ・ファンド・ア・ニュー・ベイビー」などは,
時代はスイングですが,別格で好きです。
03/05/14(水)00:17:07 クリストファー
- No.623: No-Title
- Sinさん、どうもです。
先日のトレードの際は、大変お世話になりました。
例の演奏聴いてみましたが、アレは、やっぱりパーカーでは無いですね(笑)
非常にダルなパフォーマンスで、、
さて、こういう事書いて良いものか悪いものか、
もしコピーでも宜しければ、ライナー・ノーツお送りしますが
如何いたしましょうか?
「地球時間」の情報も感謝です。
時々見忘れておりましたので、、、
※因みに「BIRDBOX」目撃したのは「ディスク・ユニ○ン神保町店」です。
同シリーズの「ビリー・ホリディ」と並んで陳列されてました。
03/05/13(火)23:46:26 Sin
- No.622: クリストファーさん
- Sinです。こんばんは!
アレが有名な『パーフェクト・コンプリート・コレクション』の画像で
したか。
僕はBIRD BOXですので、画像でも見たのははじめてです。
あのライナー・ノーツ、本当は欲しいのですけれど、財政ピンチなのと、
他のパーカー・ファンの皆さんの明日への意気込みを思って僕は画像だ
けで満足することにします(笑)。
ところで、昨夜からNHKのドキュメント地球時間の第一部(アーリー・
ジャズ編)が深夜再放送になっています。
僕は第二部だけヴィデオ持ってたんですが、第一部もなかなか良かった
記憶があり、再放送分で録画しています。
また、カサ地蔵さんの紹介していました"from swing to bebop" 40枚組
を注文してしまいました。
僕にとってはパーカーがアルファにしてオメガと言ってもあまり間違い
ではありませんので、パーカー自身が影響を受けたであろう、パーカー
同時代と以前が、パーカー以後よりも関心があるのです。
03/05/13(火)17:56:26 クリストファー
- No.621: BIRD BOX目撃情報です。
- 本日午後
仕事の合間、都内(神田)のとあるCDショップに立ち寄ったところ、
例の18枚組「BIRD BOX」(Sound Hills Records)を目撃しました。
一応写真はここ→http://www.kind-of-blue.de/bilder/boxen/parker_private_recordings_box_set.jpg
帯の上部にややシミ?のようなものが有りましたが、
箱全体の状態も非常に良く、値段も18.000円とお手頃でした。
思わず「ダブリ買い」してしまいそうになりましたが、
仕事中だったことを思い出し、見送りました。
私の他にも、手に取って見ている方がいましたので、
まだ無事かどうか判りませんが、、、
03/05/12(月)01:03:41 G@名古屋
- No.620: DVD いろんなもの
- 今日は,名古屋のタワーレコード(栄)に行ってきました。
そこでいろいろ購入しました。
チャーリー・パーカーを聴いてすでに13年くらいになるのですが,
初めて「Cole Plrter Songbook」を購入しました。
数年前くらいから,VerveのCDボックスセット(すでに既発ですが)
新しくマスタリングしてイイ音質で再発されないかな~
と思って.古いボックスセットやVerveのCDを買い控えていました。
でもなかなか出ない。
結局,今になって,パーカーの最後のスタジオ録音(でしたっけ?)
を購入することになったのです。
まだ聴いていません。
今日,珍しかったのは,
idem HOME VIDEOの swing ERAというDVDのシリーズでした。
購入したのは.以下のとおり(すべて.税抜き3090円)。
いずれも.
「映画館の幕間等に上映されたような3分程度の今で言うミュージックフィルム」
の集大成のようなもので.1950年~1952年ころの映像が中心です。
良かったところをコメントします。
☆ count basie (といろんなプレイヤー)
ここには.1950年ころのベイシーグループの映像が入っていまして.
動くワーデル・グレイをまじまじと見る事ができました。
このベイシーグループは.フロントを.
バディ・デフランコ.W・グレイ.クラーク・テリーが形成していまして.
ベイシー・ブギー他全4曲収録されています。
そのほか.ベイシー・バンドは2曲ほど。
他の収録演奏者(メイン)は.ファッツ・ウォラー.ルイ・アームストロング
ジョー・ターナー.ヘンリー・レッド・アレン.ジーン・クルーパです。
ジーン・クルーパ楽団では.
アニタ・オ・デイとロイ・エルドリッジの掛け合いが楽しいです。
☆ Dizzy GillespieのJivin' be-bopという映画?
なんと1947年の映画(というか.3分程度の演奏の集大成のようなもの)。
当時.パーカーはダイヤルやサボイで.
天下の名作を「細々と」録音していたのに.
ショーマンシップ満点のガレスピーは.
若々しいお肌で.はつらつとした姿で
映像に記録されていたのですね。。。
演奏は映画のために録音された演奏に合わせて.クチパクのようです。
ただこの作品.ガレスピーバンドの演奏が半分で.
あとはガレスピーバンドのビバップの演奏に合わせて.
黒人ダンサー達が踊る.というもの。
Ornithology. Shaw 'Nuffというバップナンバーをやっているのに.
曲の最初から最後まで.
舞台で布切れをたなびかせる黒人ダンサーや
タップダンサーが曲に合わせて踊っているだけ.というのもあるのです。
唯一の救いは.若いレイ・ブラウンとミルト・ジャクソンを
見る事ができることかな?
☆ Duke Ellington / Lionel Hampton
エリントンの方は.動く
ハーリー・カーネイ.ウイリー・スミス.レイ・ナンス.
トリッキー・サム・ナントン.ベン・ウエブスター.
ポール・ゴンザルベス.キャット・アンダーソン.等を見る事ができたことが収穫です。
03/05/11(日)02:16:18 しげぴょん
- No.619: ぬおっ、回復中・・
- G@名古屋さん、はじめまして。
2枚目のCDが素晴らしい内容を誇るものなのですね!
今から、じっくりと噛みしめながら聴いてみたいと思います。
サヴォイの4枚組み、買う予定にしました。
最重要な時期の録音に当たるはずですし、バードは延々と聴いていたい気持ちなので、はい。
そして「ナウズ・ザ・タイム」も勿論!
本日、買ったニューヨークは1と3が音飛びなんですよね~。
それについては、今も残念ですね。
オープンドアーのEYE'S盤を単独で入手したほがいいのかな?
1枚目と3枚目は目をつぶり、2枚目のために我慢しましょうか?
難しいっす(^^;
03/05/11(日)01:15:57 G@名古屋
- No.618: >只今、気落ち中により真面目です(笑^^)
- しげぴょんさん はじめまして
☆さて,「ザ・ニューヨーク・アンソロジー」ですが,
2枚目のCDは,よういちさんが最も重要視している,
オープンドアーからのライブです。
録音状態,内容からしても,パーカーの音に込めた迫力からも,
結構イケルと思っています。
よういちさんのご紹介は↓。
http://www.chasinthebird.com/syoukai/syoukai50.html
http://www.chasinthebird.com/syoukai/syoukai51.html
ただ そのような気分になるためには,いろんなバードのCDを
聴き比べなければいけないかもしれません?
☆さてサボイのスタジオの新しいCDですが,
ピッチの問題もさることながら,
これまで発売されてきた同CD・LPに比べ,
演奏の音質が格段に向上(?)しています。
様々な技術により,すごくクリアーになって
臨場感が増しているような気がします。
と言ってもコンプリート盤なので,マニア向けかと思います。
個人的には,多少こんもりした音の
♪ウォーミング・アップ・ア・リフ♪の方も好きですが。。。
☆私のお薦め盤は,ヴァーブの「ナウズ・ザ・タイム」
というワン・ホーンのCDです。
(別題名の輸入盤の方が,曲数が多いですが)
音質もまずまずで,パーカーフレーズを判りやすくたどって,
そのポイントを理解するのには,とても好材料だと思います。
だだし同時期のライブで,このCDの♪ナウズ・ザ・タイム♪と
全く同じようなアドリブを吹いているものがあったときは,
ちょっと残念な思いがしました。
(注! 残念なのは,そのライブ盤ですよ。同じ思いは,ソニー・クラークの♪クール・ストラッティンでの,ジャッキー・マクリーンのアルト・ソロが,別の曲でもほとんど同じ構成で出てきたときも思いました。)
03/05/10(土)23:05:54 しげぴょん
- No.617: 只今、気落ち中により真面目です(笑^^)
- よういちさん、はじめまして。
私はジャズは大好きなんですが、幅広く聴くという感じで、誰かのフリークという聴き方はしていない人なんです。
本日、たまたまお店で見かけた「ザ・ニューヨーク・アンソロジー」を衝動買いしてしまい、少しがっかりしています。買って早々、手放そうかな?なんて考えているのです。なんの知識も得ずに買ったので、まさか晩年のライヴだとはつゆ知らず・・。晩年だから悪いという短絡的な考えではいけないのですが、中身の濃い作品を数枚購入して楽しみたいなと、今の時点では考えています。
本日、買ったCDのライナーを読んでいると、「サヴォイ」スタジオと「ルースト」ライヴのコンプリート盤だ昨年に出ているのを知りました。しかもピッチが修正されたというではありませんか?!
私が所有しているバードのCDは3種類のみです。
「THE SAVOY RECORDINGS」(MASTER TAKES)2枚組
「CHARLIE PARKER ON DIAL VOL.1&2」各1枚ずつ。
「THE GENIUS CHARLIE PARKER/BIRD AND DIZ」
1番上のものは、やはりピッチの都合上、コンプリート盤がお勧めなのですか?
他、スタジオ盤やライヴ盤でお勧めのものを(沢山ありすぎて困ってしまうわけですが)是非、教えていただきたいのです。年代には拘りません。宜しくお願いします。
03/05/08(木)08:40:44 p-tan
- No.616: re:紙ジャケット
- >健太さん
タノシミですね、いい情報です。発売日にはお店に直行で~す。
03/05/08(木)04:40:33 健太
- No.615: 紙ジャケット
- 先日盛り上がっていたグレイとゴードンのライブ盤「チェイス&ステープル・チェイス」の日本盤CDはやはり紙ジャケットで発売されるそうです。予約してきました。
他にチャーリー・ベンチュラやレス・ブラウンのライブ盤も楽しみです。
03/05/06(火)12:40:42 コレクター
- No.614: ガンバリます
- Sinさん、貴重なアドバイスありがとうございます。このところヒットがないので少々嫌気がさしていたのですが、おかげさまでガンバル意欲が戻ってきました。やはりあきらめずに根気よくさがすしかないのでしょう。簡単にみつけることができるとしたら、喜びもそんなに大きなものにはならないでしょうからね。さっそく今日から新宿、お茶の水、渋谷あたりを回ってみます。
ところで、先日HMVで1950年代のリズムアンドブルースのテナー特集(確か27人)のCDを見かけ、ベンウェブスターとかラッキートンプソンとかジーンアモンズとかサムテーラーとかジャズテナーの人が他にもたくさん入っていたので興味本位で買いました。単純明快なホンクブローばかりでR&Bも結構面白いですね。こんなのが耳になじむと、パーカーの時代のひとがバップを難しいと
感じていた気持ちがわかるような気がしました。
03/05/05(月)23:08:19 Sin
- No.613: ガンバッテ!
- コレクターさん、こんばんは、Sinです。
僕も本当に苦労して足で探し回りました。
コンプリートを真剣に目指し始めたのはこの3年くらいですけれど。
でもどんなに歩き回ってもMORE UNISSUEDには出会わなかったですからね。
僕の乏しい経験からのコンプリートへのアドバイスは、
1)UNIONは新宿とお茶が比較的ヒット率が高かったです。
2)ウィークデイの前半(月、火)のお昼前のヒット率が高く、そのため
には時どき会社もサボりました。
3)世界中のサイトにあたり、時に掘り出し物の出るhalfcom(Ebayの個人
マーケット・プレイス・サイト、ただしシステム上米国内しか出荷しな
い)の出品者には直接メールを出して交渉してみました。
4)明るい希望を持っていきましょう。
ガンバッテ下さい。
03/05/05(月)19:01:28 コレクター
- No.612: Bird's Eyes ジャケット
- ごぶさたしています。 コレクターと申します。バーズアイズのジャケットですが、今年1月にVol.28-39までを購入した時にパブロ氏からメールの添付で送られて来ています。パソコンのこと詳しくないのですが、イメージング?というソフトで作成されたものだと思います。印刷しようとしたのですが、うまくサイズを合わせることができず、まだ印刷できていません。
VOL51まで出たこと、私のところにもメール入っていました。だけど、今回は買う気がしません。Vol.37のJATPの3曲、新音源だと思って喜んで聞いたら、ソニークリスが出てくるだけでパーカーはどこにも出てきません。あれにはがっかりしました。他にもだましが多くPHILOLOGYには失望しましたので、当分見送りです。
連休中、MORE UNISSUEDを探し求めてCDショップめぐりをしたのですが、めぼしいものはありませんね。Sinさんがうらやましいです。
03/05/02(金)20:37:23 TORIYA
- No.611: CDジャケット
- よういちさん、おひさしぶりです。
Philologyメール編集お疲れさまでした。ボクも一応彼のメールを
編集してプリントアウトをしてみました。その後またメールがきていますが
チェックしていません。ジャケットの催促をしようと思ってましたが、
半分あきらめ、自分でやろうかな・・・・と。
ガレスピー・ビッグバンドの別ソースがちょっと気になりますが、元来音が
最悪のものですから、期待はしない方が良いかと。
では、また。
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